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コーヒーノキ

コーヒーノキ.jpg

学名: Coffea arabica

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日常的に飲むことも多い、アカネ科の植物です。観葉植物としても栽培されています。


階級(簡略版)

階級 名前
リンドウ目 (11種)
アカネ科 (4種)
コーヒーノキ属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: リンドウ目, 科: アカネ科, 亜科: Ixoroideae, 族: Coffeeae, 属: コーヒーノキ属


生息場所1

建て物の周辺


生理活性化合物 2

化合物名 機能
カフェー酸 染色体異常誘発。抗酸化。性腺刺激ホルモン放出を阻害。プロスタグランジン誘導に影響。抗真菌。DNA結合に影響。抗微生物。in vitroでの血小板凝集を阻害します。抗炎症剤。抗潰瘍。抗ウイルス。抗肝毒性。鎮痛薬
カフェイン 心臓刺激。鎮痛剤(アスピリン・パラセタモールなど)。精神活動増強。中枢神経系刺激。覚醒。利尿。呼吸器刺激
クロロゲン酸 染色体異常誘発。抗腫瘍。抗変異原。抗微生物。産卵刺激物質・幼虫成長抑制(トランス異性体)。抗ウイルス。抗酸化
isochlorogenic acidb ミトコンドリアに誘導される脂質過酸化を阻害し、肝臓のミクロソーム

各種文献情報

分布

  • 北アフリカ原産3 m

効果

  • コレステロール上昇因子としてジテルペン、カフェストール、カーベオールがあるが、これらはペーパーフィルターによって除去される。4 m
  • 2型糖尿病のリスクとコーヒー摂取量の間に有意な逆相関が得られており、カフェインが含まれていなくてもやや逆相関がある。4 m
  • フィルターでろ過されたコーヒーの場合は、ボイルドコーヒーと比較して2型糖尿病のリスク低減に対して効果が低くなるなど、その効能に違いが生じる。4 m
  • コーヒーとカフェインの摂取がパーキンソン病のリスクと逆相関していることが示されている。4 m

カフェイン

  • コーヒーに含まれるカフェインは、抑制作用のあるアデノシンとアデノシン受容体において拮抗作用を示し、神経に興奮作用を起こす。4 m
  • 一般的にはコーヒー一杯に100 mgのカフェインが含まれているとされ、240 mlに72~130 mg、エスプレッソではシングルショットで58~76 mg含まれる。4 m

毒性

  • コーヒー摂取量が多い(毎日5杯以上)と、冠状動脈性心臓病のリスクが40~60%増加するとされている(諸説あり)。4 m

料理

説明 画像
コーヒー コーヒーノキ-料理-コーヒー
コーヒーフロート コーヒーノキ-料理-コーヒーフロート


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎

  3. 熱帯農業研究,2012,5,1-14,doi:10.11248/nettai.5.1 ↩︎

  4. Criitical Reviews in Food Science and Nutrition,2006,46,101-123,doi:10.1080/10408390500400009 ↩︎


最終更新: 2020-04-10