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スギナ

スギナ.jpg

学名: Equisetum arvense

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道端や駐車場などにも生える、トクサ属の仲間です。春にはいわゆる「ツクシ」が伸びます。このツクシは食用にもなります。似た仲間にイヌドクサがいますが、スギナのほうが小型です。


階級(簡略版)

階級 名前
トクサ目 (3種)
トクサ科 (3種)
トクサ属 (3種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 綱: Polypodiopsida, 目: トクサ目, 科: トクサ科, 属: トクサ属


生息場所1

線路、公園、田んぼ、公共施設、川・池、建て物の周辺


生理活性化合物 2

化合物名 機能
N6-(デルタ2-Isopentenl)アデノシン 子葉鞘の伸長を誘導。さや形成亢進。開花を誘導。成長促進(初期胚)。拡大成長誘導(葉)。種子発芽亢進。芽形成誘導。側芽形成をエンハンサー。細胞サイズ・数の増加(葉)。気孔の開口部を促進
(S) - (+) - アブシジン酸 胚軸の成長を阻害します。原糸体成長を阻害。茎の成長を阻害。茎・根・カルス生長促進。茎や葉の成長を阻害します。根の成長を促進または阻害します。プロトプラスト生長促進。中茎の成長を阻害します。茎・葉生長促進。子葉鞘の成長を阻害。子葉の成長を阻害します。芽の休眠を制御します。葉の成長を阻害します。気孔閉鎖制御
ジャスモン酸 光合成を阻害。根の伸長を阻害。落葉促進。花芽形成誘導。種子の発芽を阻害。根形成誘導。RubisCO分解誘導。側芽形成阻害。不定芽形成促進。老化刺激(果実)。POLEN発芽を阻害。気孔の閉鎖を促進。種子発芽亢進。オープニングpulvinuloを阻害。伸長成長を阻害。根の形成を誘導または阻害します。呼吸誘導
カスタステロン 葉身屈曲促進
ニコチン 毒性(強:呼吸麻痺)。致命的な用量は約50mgであります。園芸殺虫剤。精神安定作用(タバコ:中毒性)
ヘルバセチン7-O-グルコシド 誘引(花粉媒介者)

部位

説明 画像
スギナ-部位-節
スギナ-部位-茎
スギナ-部位-葉

葉-同じ科

説明 画像
イヌドクサ イヌドクサ-部位-葉
スギナ スギナ-部位-葉


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎


最終更新: 2020-04-10