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イチョウ

イチョウ.jpg

学名: Ginkgo biloba

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秋の終わりごろに黄色の葉をつける、イチョウ綱イチョウ目イチョウ科の植物です。裸子植物で原始的な樹木としても知られています。雄株と雌株に分かれ、雌株にのみ果実ができます。果実はギンナンとして広く食べられています。冬には落葉し、再度葉をつけます。


階級(簡略版)

階級 名前
イチョウ目 (1種)
イチョウ科 (1種)
イチョウ属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: イチョウ目, 科: イチョウ科, 属: イチョウ属


生息場所1

田んぼ、公共施設、空き地、川・池、建て物の周辺


外来種の情報

状況 法律 アラート 備考
現在定着(推定含む) -

(国内外来種の情報を含みます)


栄養(USDA)

アメリカ合衆国農務省(USDR: United States Department of Agriculture)が発表した栄養データです。 2016年に発表されたデータを掲載しています。

GINKGO NUTS,RAW

100 g中:

カロリー: 182 kcal

栄養 含有率 重量(g)
タンパク質 4
脂質 1
炭水化物 ████ 37
ミネラル 1

生理活性化合物 2

化合物名 機能
(+) - syringaresinol 細胞毒性
ケルセチン-3-O-ルチノシド フィトアレキシン・インデューサー(窒素固定細菌)。摂食抑制剤。誘引(花粉媒介者)。産卵刺激
( - ) - エピカテキン 抗過酸化。抗アナフィラキシー。抗炎症。抗変異原。抗微生物。高血糖
ケルセチン-3-O-gluctoside アレロパシー。摂食抑制剤。UV防御。産卵刺激。誘引(花粉媒介者)
ミリセチン3-O-ルチノシド フィトアレキシン・インデューサー(窒素固定細菌)。アレロパシー。UV防御
(+) - セサミン 殺虫剤相乗剤
(+) - カテキン 摂食抑制剤。産卵刺激。肝臓保護(強)。溶血。皮膚の発疹(長期使用時)。急性腎不全。抗過酸化(強)
ginkgoic酸 抗微生物。軟体動物駆除。抗腫瘍。プロスタグランジン合成酵素を阻害
ビロボール 抗腫瘍(肉腫180腹水)。抗菌剤(弱)

各種文献情報

生態

  • 年平均気温 0~20℃、降水量 500~2,000 mm の地域に分布が認められ、冷涼な場所を好む。3 m

繁殖

  • 差し木で根付きやすい。3 m

分布

  • ジュラ紀には世界各地に分布していたが、各地で絶滅した。3 m
  • 日本に伝来したイチョウは、中国-西日本-東日本のルートで運ばれたと考えられている。3
  • 現在のイチョウは中国に由来する。3 m
  • 現在日本に植栽されているイチョウは、平安時代以降に伝来したと考えられている。3 m
  • 差し木で根付きやすい性質から、各地に植栽されたと考えられる。3 m
  • 日本にあるイチョウのうち、巨木となっているイチョウの中には、クローンと考えられる株がいくつか存在している。3

部位

説明 画像
イチョウ-部位-実-2
イチョウ-部位-実
イチョウ-部位-幹-2
イチョウ-部位-幹
イチョウ-部位-種
イチョウ-部位-葉-2
イチョウ-部位-葉-緑
イチョウ-部位-葉-黄-2
イチョウ-部位-葉-黄-3
イチョウ-部位-葉-黄
イチョウ-部位-葉-黄緑
イチョウ-部位-葉

料理

説明 画像
焼きギンナン イチョウ-料理-焼きギンナン


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎

  3. J. Jpn. Soc. Reveget. Tech.,2019,44,606-612,doi:10.7211/jjsrt.44.606 ↩︎


最終更新: 2020-04-10