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ヒメオドリコソウ

ヒメオドリコソウ.jpg

学名: Lamium purpureum

コメント

公園にも生える、シソ科の植物です。上の方の葉は赤みがつき、ピンク色の花を咲かせます。ホトケノザと雰囲気が似ていますが、ホトケノザの葉は丸く、こちらはとがっています。

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階級(簡略版)

階級 名前
シソ目 (59種)
シソ科 (24種)
オドリコソウ属 (2種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: シソ目, 科: シソ科, 亜科: Lamioideae, 族: Lamieae, 属: オドリコソウ属


外来種の情報

状況 法律 アラート 備考
現在定着(推定含む) -

(国内外来種の情報を含みます)


各種文献情報

効能

  • 殺虫作用、利尿作用、抗炎症作用、抗下痢作用、収斂性、止血、抗酸化作用、抗微生物作用等がある。1 m
  • 民間薬として、外傷、骨折、麻痺、高血圧等に用いられる。1 m

成分

  • 精油に含まれる成分のうちα-ピネンおよびβ-ピネン(医薬品や香料の原料)が、葉には精油中の35.7%、苞には7.5%、花には75.3%含まれていた。2 m
  • ブタノール抽出物が高い抗酸化活性を示した。2 m
  • コクヌストモドキの活動を阻害する。1 m
  • 各種ビタミン、フェニルエタノイド、配糖体が含まれる。1 m
  • 高い抗酸化活性を持つポリフェノール化合物を有する。1

分布

  • 山野・都会地に生息する。3 m

香り

  • 全草から特異的な臭いを発し、害虫による食害を受けない。3 m
  • 地上部をエーテル抽出および水蒸気蒸留して得た精油に含まれる成分のうち、1-オクタン-3-オール、フェネチルアルコール等(酢酸エチル溶出部)が最も強い香気を示し、次いでオイゲノール、フェノール、クレゾール等(フェノール溶出部)が強い香気を示した。3
  • 特にフェノール、クレゾール、オイゲノールなどが消毒・殺菌・防虫作用を示すと考えられる。3

部位

説明 画像
ヒメオドリコソウ-部位-花
ヒメオドリコソウ-部位-茎
ヒメオドリコソウ-部位-葉-2
ヒメオドリコソウ-部位-葉

葉-同じ科

説明 画像
アメジストセージ アメジストセージ-部位-葉
カラミント カラミント-部位-葉
キンランジソ キンランジソ-部位-葉
クサギ クサギ-部位-葉
コムラサキ コムラサキ-部位-葉
サルビア サルビア-部位-葉
シソ シソ-部位-葉
スペアミント スペアミント-部位-葉
セイヨウジュウニヒトエ セイヨウジュウニヒトエ-部位-葉
セージ セージ-部位-葉
トウバナ トウバナ-部位-葉
ハッカ ハッカ-部位-葉
ハナトラノオ ハナトラノオ-部位-葉
ハマゴウ ハマゴウ-部位-葉
ヒメオドリコソウ ヒメオドリコソウ-部位-葉
ブルーサルビア ブルーサルビア-部位-葉
ペパーミント ペパーミント-部位-葉
ホトケノザ ホトケノザ-部位-葉
ボタンクサギ ボタンクサギ-部位-葉
マルバハッカ マルバハッカ-部位-葉
マンネンロウ マンネンロウ-部位-葉
ムラサキシキブ ムラサキシキブ-部位-葉
メボウキ メボウキ-部位-葉

花-同じ科

説明 画像
カラミント カラミント-部位-花
クサギ クサギ-部位-花
サルビア サルビア-部位-花
シソ シソ-部位-花
スペアミント スペアミント-部位-花
セージ セージ-部位-花
トウバナ トウバナ-部位-花
ハッカ ハッカ-部位-花
ハナトラノオ ハナトラノオ-部位-花
ハマゴウ ハマゴウ-部位-花
ヒメオドリコソウ ヒメオドリコソウ-部位-花
ブルーサルビア ブルーサルビア-部位-花
ホトケノザ ホトケノザ-部位-花
ボタンクサギ ボタンクサギ-部位-花
マルバハッカ マルバハッカ-部位-花
マンネンロウ マンネンロウ-部位-花
メボウキ メボウキ-部位-花
ラベンダー ラベンダー-部位-花


  1. Plant Introduction,2019,83,87-96,doi:10.5281/zenodo.3404149 ↩︎

  2. Molecules,2019,24,1913,doi:10.3390/molecules24101913 ↩︎

  3. YAKUGAKU ZASSHI,1976,96,1348-1351,doi:10.1248/yakushi1947.96.11_1348 ↩︎


最終更新: 2020-04-10