ヒノキ
学名: Chamaecyparis obtusa
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材木としても使われる、ヒノキ科ヒノキ属のヒノキです。その果実はバレーボールのような見た目をしています。スギとともにご神木としても扱われます。
階級(簡略版)
階級 | 名前 |
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目 | ヒノキ目 (8種) |
科 | ヒノキ科 (7種) |
属 | ヒノキ属 (1種) |
階級(詳細版)
上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: ヒノキ目, 科: ヒノキ科, 属: ヒノキ属
生息場所1
建て物の周辺
生理活性化合物 2
化合物名 | 機能 |
---|---|
(2R、3R) - (+) - タキシフォリン3-O-グルコシド | フィトアレキシン・インデューサー(窒素固定細菌)。摂食抑制剤 |
( - ) - Mtaresinol | 殺虫剤相乗剤として有効。阻害剤(環状アデノシン一リン酸ホスホジエステラーゼ) |
cis-hinokiresinol | 阻害剤(強:環状アデノシン一リン酸ホスホジエステラーゼ) |
(+) - セサミン | 殺虫剤相乗剤 |
hinokinin | 殺虫剤相乗剤 |
サヴィーノ | 抗リウマチ。月経促進薬。殺虫剤相乗剤。駆虫剤 |
各種文献情報
形態
- 常緑高木。3 m
利用
材木
- 日本国内では、2014年には240万立法メートルの材木(総生産量の12%)が生産されている。4 m
生産
毒性
- 1998~2007年で、ヒノキ花粉は1.9倍増加していた(福岡県の各病院施設)。5
- ヒノキ花粉が多い年はスギ花粉も多い。5
- スギ花粉よりも年次変化が著しい傾向にある。5
- 花粉捕集数と花粉症患者数には強い相関がある。5
部位
説明 | 画像 |
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実 | |
茎 | |
葉 |
葉-同じ科
説明 | 画像 |
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アスナロ | |
カイヅカイブキ | |
スギ | |
ハイビャクシン | |
ヒノキ | |
メタセコイア | |
ラクウショウ |
実-同じ科
説明 | 画像 |
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カイヅカイブキ | |
ヒノキ | |
ラクウショウ |
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(国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎
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knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎
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日本緑化工学会誌,2016,42,437-443,doi:10.7211/jjsrt.42.437 ↩︎
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Forests,2016,7,94,doi:10.3390/f7050094 ↩︎
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耳鼻と臨床,2012,58,268-277,doi:10.11334/jibi.58.268 ↩︎