コフキジリナリア
学名: Dirinaria applanata
コメント
街路樹に生える地衣類の仲間です。同定は暫定的なものです。メタセコイアに生えているのを見かけました。
同様に街路樹についている白い地衣類として、ウメノキゴケ、ハクテンゴケ、シロムカデゴケと思われる地衣類を見かけます。これらの地衣類と比較すると、より凝縮した見た目の印象を受けます。
また、シロムカデゴケはカタツムリ(町中ではオナジマイマイを見かける)によって捕食され、その排泄物から生息範囲を広げているようです(シロムカデゴケのページに記載)。文献情報は得られていませんが、コフキジリナリアに関してもそのように生息範囲を広げる可能性が考えられます。
階級(簡略版)
階級 | 名前 |
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目 | ピンゴケ目 (2種) |
科 | ピンゴケ科 (1種) |
属 | ジリナリア属 (1種) |
階級(詳細版)
上界: 真核生物, 界: 真菌, 門: 子嚢菌, 亜門: チャワンタケ亜門, 綱: チャシブゴケ菌綱, 目: ピンゴケ目, 科: ピンゴケ科, 亜科: Buellioideae, 属: ジリナリア属
生息場所1
道路、建て物、田んぼの周辺
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(国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎