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カダヤシ

カダヤシ.jpg

学名: Gambusia affinis

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特定外来生物にも指定されている、カダヤシ目の魚です。メダカに似ていますが、分類では目レベルで異なります。見た目ではカダヤシのほうが全体のヒレが丸みを帯びています。オスはゴノポディウムという細長い生殖器官をもちます。


階級(簡略版)

階級 名前
カダヤシ目 (1種)
カダヤシ科 (1種)
カダヤシ属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 後生動物, 門: 脊索動物門, 亜門: 頭蓋骨, 上綱: 条鰭綱, 綱: Actinopteri, 上目: Atherinomorphae, 目: カダヤシ目, 亜目: Cyprinodontoidei, 科: カダヤシ科, 亜科: Poeciliinae, 属: カダヤシ属


生息場所1

空き地、建て物の周辺


外来種の情報

状況 法律 アラート 備考
現在定着(推定含む) 特定外来生物, 自治体の条例の規制対象 日本の侵略的外来種ワースト100, 世界の侵略的外来種ワースト100 -

(国内外来種の情報を含みます)


各種文献情報

生態

  • 他の魚に対して攻撃的な性質をもつ。2 m
  • ブルーギルの幼魚(食性上の競争相手)がいる環境では、カダヤシの攻撃的な性質が弱まる。2

生態系

  • 導入および侵入された場所では、カダヤシの存在により他の一部の種について個体数の減少が引き起こされている。2 m
  • カダヤシが本来分布している場所では、カダヤシの相対的な数の多さは、他の魚種の豊富さや多様さに対して直接的な影響はないと考えられている。2 m

食性

  • 動物プランクトン、彗星無脊椎動物、一部の水生昆虫の成虫を捕食する。2 m
  • ブルーギルの幼魚(食性上の競争相手)がいる環境では、オスのカダヤシはエサの捕食の頻度と時間が減少する。2

分布

  • 北アメリカ東部およびミシシッピ川に固有だが、南極大陸をのぞくすべての大陸に侵入している。2 m


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. PeerJ,2019,7,e6203,doi:10.7717/peerj.6203 ↩︎


最終更新: 2020-04-10