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ブルーギル

ブルーギル.jpg

学名: Lepomis macrochirus

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特定外来生物にも指定されている、スズキ目の魚です。ブラックバスと同様に各地に繁殖しています。ブルーギル(青いヒレ)という名前の通り、特に顔の下あたりが青いです。エラの近くに黒い点があることも特徴です。


階級(簡略版)

階級 名前
サンフィッシュ目 (3種)
サンフィッシュ科 (2種)
ブルーギル属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 後生動物, 門: 脊索動物門, 亜門: 頭蓋骨, 上綱: 条鰭綱, 綱: Actinopteri, 目: サンフィッシュ目, 上科: Centrarchoidei, 科: サンフィッシュ科, 属: ブルーギル属


生息場所1

川・池、公共施設の周辺


外来種の情報

状況 法律 アラート 備考
現在定着(推定含む) 特定外来生物, 自治体の条例の規制対象 日本の侵略的外来種ワースト100 -

(国内外来種の情報を含みます)


各種文献情報

食性

  • 水生植物、トンボ目、底生大型無脊椎動物などの多様性に影響を与える。2 m
  • 幼魚は甲殻類の動物プランクトンを捕食する。2 m
  • 日本では、農業用の池で、魚、昆虫、ザリガニ、動物プランクトンを捕食する。2 m

利用

  • 日本では、2005年に施行された外来生物法にもとづき、許可なく生きた 状態での運搬・飼育等が禁じられている。2 m

分布

  • 世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN100)にリストされている(2014年時点)。2 m
  • 日本へは、1960年に水産庁へ導入され、食料資源として期待され利用された。2 m
  • 視認性が高い池や密集した道路に近いほど導入されやすい。2

生態

  • ブルーギルの幼魚(食性上の競争相手)がいる環境では、カダヤシの攻撃的な性質が弱まる。3
  • ブルーギルの幼魚(食性上の競争相手)がいる環境では、オスのカダヤシはエサの捕食の頻度と時間が減少する。3


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. PLoS One,2014,9,e99709,doi:10.1371/journal.pone.0099709 ↩︎

  3. PeerJ,2019,7,e6203,doi:10.7717/peerj.6203 ↩︎


最終更新: 2020-04-10