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ニホンアマガエル

ニホンアマガエル.jpg

学名: Hyla japonica

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田んぼの近くでよく見かける、アマガエル属のカエルです。いわゆるアマガエルというと、このカエルを指します。初夏によく鳴き声を聞きます。目の横に黒いラインが入っているのが特徴です。


階級(簡略版)

階級 名前
アマガエル属 (3種)
アマガエル科 (1種)
アマガエル属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 後生動物, 門: 脊索動物門, 亜門: 頭蓋骨, 上綱: 肉鰭綱, 綱: 両生類, 上目: Batrachia, 目: アマガエル属, 亜目: Neobatrachia, 上科: Hyloidea, 科: アマガエル科, 亜科: Hylinae, 族: Hylini, 属: アマガエル属


生息場所1

公園、建て物、田んぼの周辺


外来種の情報

状況 法律 アラート 備考
現在定着(推定含む) 八丈島へ

(国内外来種の情報を含みます)


各種文献情報

食性

  • 大小さまざまな節足動物を無差別に捕食する。2 m
  • 宮城県のダイズ畑では、クモ綱、ムカデ綱、ヤスデ綱、腹足綱、昆虫綱を捕食していた(8~9月)。2
  • 宮城県のダイズ畑では、昆虫類のうち、ジャガイモヒゲナガアブラムシなどのアブラムシ類、フタスジヒメハムシやウリハムシモドキなどの甲虫類、ハエ類、チョウ類幼虫が捕食されており(8~9月)、うち67.2%をアブラムシ類が占めていた。2
  • 宮城県の水田では5月上旬から7月上旬には繁殖が観察された。2

生態

  • 繁殖を終えた成体や上陸した幼体は、林や草地に移動する。2 m
  • 外部からの音は、交通騒音については影響しないが、足音のような騒音は避ける傾向にある。3
  • 植木鉢の下、物置のかげなどにひそむことがある。3 m

繁殖

  • 一般的な騒音の範囲であれば、ニホンアマガエルの繁殖に影響はない。3
  • 繁殖地の選択には光の強さが負にはたらく。3

撮影

説明 画像
ニホンアマガエル-撮影-上
ニホンアマガエル-撮影-横

説明 画像
ニホンアマガエル-色-白
ニホンアマガエル-色-緑
ニホンアマガエル-色-茶

発生

説明 画像
幼体 ニホンアマガエル-発生-幼体-1
幼体 ニホンアマガエル-発生-幼体-2
成体 ニホンアマガエル-発生-成体

部位

説明 画像
ニホンアマガエル-部位-顔


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. 日本応用動物昆虫学会誌,2007,51,103–106,doi:10.1303/jjaez.2007.103 ↩︎

  3. 保全生態学研究,2018,23,177-186,doi:10.18960/hozen.23.2_177 ↩︎


最終更新: 2020-04-10