学名: Veronica persica
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道端に生えていることもある、オオバコ科の植物です。ヨーロッパ原産です。オオカワジシャなど他のクワガタソウ属と同じような花で、青色の花を咲かせます。イヌノフグリ(犬の睾丸)という植物と比較して大きいことからその名がつけられたとされています。
階級(簡略版)
階級 |
名前 |
目 |
シソ目 (59種) |
科 |
オオバコ科 (9種) |
属 |
クワガタソウ属 (4種) |
階級(詳細版)
上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: シソ目, 科: オオバコ科, 族: Veroniceae, 属: クワガタソウ属, 亜属: Pocilla
生息場所
建て物、工場の周辺
外来種の情報
状況 |
法律 |
アラート |
備考 |
現在定着(推定含む) |
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- |
(国内外来種の情報を含みます)
生理活性化合物
化合物名 |
機能 |
Catalposide |
芋虫の誘引。利尿。芋虫の摂食抑制。下剤 |
各種文献情報
生態
- 種子を25℃処理すると、フラサバソウは生長が劣ったが、オオイヌノフグリは問題なく生長した。
- 下位数節には対生葉をつけ、その上には互生葉をつける。 m
- 生育できる温度範囲が広く、高温に強い。
開花
- 開花は遅い時期では6月まで続き、その後種子を形成し枯死する(長崎県)。
歴史
- 明治初年に帰化したとされる。 m
- 1919年ごろには日本全国に広がった。 m
繁殖
- 6月ごろには種子が発芽し(秋にも出芽する)、11月中旬には花をつける(長崎県)。
- 出芽の時期として5月と10月にピークを形成する(イギリス)。 m
- 夕刻に花糸が内側に曲がることで、葯が柱頭に接触して自家受粉する。
- 個体当たりの種子数は545個の記録がある。
- 自家受粉に際し、顕著な近交弱勢はみられなかった。
披食性
分布
形態
部位
葉-同じ科
花-同じ科