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ウメ

ウメ.jpg

学名: Armeniaca mume

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梅干しや梅酒にも用いられる、バラ科サクラ属の植物です。3月前後に花を咲かせますが、温暖な年ではより早く開花します。サクラ(ソメイヨシノ)と同様に日本の文化のあらゆる場面で使われています。


階級(簡略版)

階級 名前
バラ目 (49種)
バラ科 (34種)
サクラ属 (14種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: バラ目, 科: バラ科, 亜科: サクラ亜科, 族: Amygdaleae, 属: サクラ属


生息場所1

公共施設の周辺


栄養(STFC)

日本食品標準成分表2015に基づいた栄養データです。

うめ-20-%果汁入り飲料-

100 g中:

カロリー: 49 kcal

栄養 含有率 重量(g)
タンパク質 0
脂質 0
炭水化物 ██ 12
ミネラル 0

各種文献情報

生態

  • 落葉樹。2 m
  • 生の果実には青酸配糖体であるアミグダリ ンが含まれる(加水分解されるとシアン化水素が発生し毒となる)。3 m
  • 食用とされるようになったのは鎌倉時代以降と考えられている。3 m
  • 休眠解除と開花が平行して進められる(ソメイヨシノなどのサクラは別個に行われる)。4 m

栄養

  • 果実重量の5%前後でクエン酸が蓄積されている。3 m
  • 梅の花を乾燥させて「白梅花」として利用されており、これにはクマル酸エステルが含まれている。3 m

利用

  • 弥生時代にはすでに栽培されていたと考えられている。2 m
  • 江戸時代まではサクラよりも盛んに花見が行われていた。2 m
  • 低温にさらされる機関によって、開花に必要な開花可能温度が徐々に低下する。2 m
  • 栽培品種であるナンコウバイを野外よりも3℃高い条件で栽培したときには、(1)開花時期は早まったが開花可能温度は上昇した、(2)開花期間は短縮される、(3)一方で、開花時期が遅延したり、本来の落葉時期ではない夏期に落葉する個体が出た、などの結果が得られている。2

効果

  • エネルギー代謝を亢進するため、抗疲労効果(マウス遊泳時間による実験)がある。3 m

分布

  • 中国原産。2 m

部位

説明 画像
つぼみ ウメ-部位-つぼみ
ウメ-部位-幹-2
ウメ-部位-幹
ウメ-部位-枝
ウメ-部位-花
ウメ-部位-葉-黄
ウメ-部位-葉

料理

説明 画像
梅干し ウメ-料理-梅干し

葉-同じ科

説明 画像
ウメ ウメ-部位-葉
エドヒガン エドヒガン-部位-葉
オオシマザクラ オオシマザクラ-部位-葉
カリン カリン-部位-葉
キンミズヒキ キンミズヒキ-部位-葉
コデマリ コデマリ-部位-葉
サトザクラ サトザクラ-部位-葉
シモツケ シモツケ-部位-葉
ジュウガツザクラ ジュウガツザクラ-部位-葉
ソメイヨシノ ソメイヨシノ-部位-葉
トキワサンザシ トキワサンザシ-部位-葉
ナシ ナシ-部位-葉
ナワシロイチゴ ナワシロイチゴ-部位-葉
ハナカイドウ ハナカイドウ-部位-葉
ハマナス ハマナス-部位-葉
ビワ ビワ-部位-葉
フゲンゾウ フゲンゾウ-部位-葉
ヘビイチゴ ヘビイチゴ-部位-葉
ベニカナメモチ ベニカナメモチ-部位-葉
ホザキナナカマド ホザキナナカマド-部位-葉
ボケ ボケ-部位-葉
ヤマザクラ ヤマザクラ-部位-葉
ヤマブキ ヤマブキ-部位-葉
ユキヤナギ ユキヤナギ-部位-葉

花-同じ科

説明 画像
ウメ ウメ-部位-花
キンミズヒキ キンミズヒキ-部位-花
サトザクラ サトザクラ-部位-花
シモツケ シモツケ-部位-花
ジュウガツザクラ ジュウガツザクラ-部位-花
ソメイヨシノ ソメイヨシノ-部位-花
ハマナス ハマナス-部位-花
ヘビイチゴ ヘビイチゴ-部位-花
ホザキナナカマド ホザキナナカマド-部位-花
ボケ ボケ-部位-花
ヤマブキ ヤマブキ-部位-花
ユキヤナギ ユキヤナギ-部位-花

幹-同じ科

説明 画像
ウメ ウメ-部位-幹
エドヒガン エドヒガン-部位-幹
オオシマザクラ オオシマザクラ-部位-幹
カリン カリン-部位-幹
コデマリ コデマリ-部位-幹
サトザクラ サトザクラ-部位-幹
シモツケ シモツケ-部位-幹
ジュウガツザクラ ジュウガツザクラ-部位-幹
ソメイヨシノ ソメイヨシノ-部位-幹
トキワサンザシ トキワサンザシ-部位-幹
ナシ ナシ-部位-幹
ニワウメ ニワウメ-部位-幹
ハナカイドウ ハナカイドウ-部位-幹
ハナモモ ハナモモ-部位-幹
ビワ ビワ-部位-幹
ベニカナメモチ ベニカナメモチ-部位-幹
ボケ ボケ-部位-幹
ヤマザクラ ヤマザクラ-部位-幹


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. 日本緑化工学会誌,2014,40,78-83,doi:10.7211/jjsrt.40.78 ↩︎

  3. 化学と教育,2015,63,560-561,doi:10.20665/kakyoshi.63.11_560 ↩︎

  4. 日本生気象学会雑誌,2017,54,3-11,doi:10.11227/seikisho.54.3 ↩︎


最終更新: 2020-04-10