学名: Prunus yedoensis
コメント
一般的なサクラとして扱われる、サクラ属の植物です。植えられているのは、多くが接ぎ木したクローンです。
階級(簡略版)
階級 |
名前 |
目 |
バラ目 (49種) |
科 |
バラ科 (34種) |
属 |
サクラ属 (14種) |
階級(詳細版)
上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: バラ目, 科: バラ科, 亜科: サクラ亜科, 族: Amygdaleae, 属: サクラ属
生息場所
公園、川・池、建て物、田んぼの周辺
各種文献情報
生態
- かつては4月ごろに花見をむかえていたが、現在(2017年)では3月中旬から下旬に開花がみられる。 m
- 過去の暖冬(2007年)のときには、気象台近くの標本において、東京では1961-1990年の平均開花日から9日早まり、鹿児島では3日遅くなった。 m
- 夏に花芽が形成され、冬の休眠に入り、低温にさらされることで開花や開芽を準備する。 m
- 休眠解除と開花が別個に進められる(ウメは平行して進められる)ため、充分な低温にさらされなければ開花が遅れると考えられている。 m
- 休眠解除には5℃が最適で、12℃まで有効とされている。 m
- 1990年以前は、開花日に影響を与えるのは3月平均気温のみでも説明できるが、それ以降は冬期の最低気温の上昇も考慮する必要性が考えられている。
- 3月の平均気温と開花日が早まることに正の相関があるが、札幌、室蘭、函館、青森では4月の平均気温と開花日に正の相関が高い場合がある。
部位
関係
説明 |
画像 |
[サクラハバチ](/tax/sakurahabachi(not) |
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スエヒロタケ |
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観察にもとづいた捕食・被食・競合などの関係を示します。
葉-同じ科
花-同じ科
幹-同じ科