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ギシギシ

ギシギシ.jpg

学名: Rumex japonicus

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河川敷などにも生える、タデ科の植物です。ナガバギシギシをはじめ似た仲間が多いですが、実の形から判断します。


階級(簡略版)

階級 名前
ナデシコ目 (44種)
タデ科 (17種)
スイバ属 (4種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: ナデシコ目, 科: タデ科, 亜科: Polygonoideae, 族: Rumiceae, 属: スイバ属


生息場所1

道路、建て物、田んぼの周辺


生理活性化合物 2

化合物名 機能
ケルセチン-3-O-ルチノシド フィトアレキシン・インデューサー(窒素固定細菌)。摂食抑制剤。誘引(花粉媒介者)。産卵刺激
エモジン 抗マウス白血病(P388)。抗腫瘍(ウォーカー肉腫)。ディスク上のクラウンゴール腫瘍の成長を阻害ofSolanumツベロサム。細胞毒性(中:3腫瘍細胞株)
( - ) - エピカテキン 抗過酸化。抗アナフィラキシー。抗炎症。抗変異原。抗微生物。高血糖

各種文献情報

料理

  • 葉身をおひたしにするとおいしい。3
  • 遊離アミノ酸として、呈食アミノ酸であるアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、セリンが多く、呈食補助アミノ酸であるトレオニン、バリンが多い。3

栄養


各種文献テーブル

葉柄と葉身の遊離アミノ酸3

ギシギシの遊離アミノ酸(mg / 100 g)

  • 葉身の方が葉柄より栄養素成分が多い。
  • 呈食アミノ酸であるアラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、セリンが多い。
  • 呈食補助アミノ酸であるトレオニン、バリンが多い。
アミノ酸 葉身 葉柄
イソロイシン 19 16
ロイシン 22 22
リシン 15 10
メチオニン 1 0
システイン 8 6
フェニルアラニン 18 13
チロシン 18 9
トレオニン 56 41
トリプトファン 10 4
バリン 28 17
アルギニン 8 5
ヒスチジン 6 5
アラニン 155 60
アスパラギン酸 32 11
グルタミン酸 65 27
グリシン 2 2
プロリン 8 8
セリン 62 40

部位

説明 画像
ギシギシ-部位-実
ギシギシ-部位-茎

実-同じ科

説明 画像
アレチギシギシ アレチギシギシ-部位-実
イシミカワ イシミカワ-部位-実
イタドリ イタドリ-部位-実
エゾノギシギシ エゾノギシギシ-部位-実
ギシギシ ギシギシ-部位-実
スカシタゴボウ スカシタゴボウ-部位-実
ナガバギシギシ ナガバギシギシ-部位-実


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎

  3. 日本食品工業学会誌,1985,32,120-123,doi:10.3136/nskkk1962.32.2_120 ※「m」がついているものは孫引きした箇所です。 ↩︎


最終更新: 2020-04-10