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ヨモギ

ヨモギ.jpg

学名: Artemisia indica

コメント

道のわきのいたるところに生える、キク科の植物です。草団子の材料として用いられます。有用な植物ですが、住宅地周辺の様々な場所で自生しています。細長いものから丸いものまで、いくつかの虫こぶが発生することがあります。

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階級(簡略版)

階級 名前
キク目 (54種)
キク科 (52種)
ヨモギ属 (1種)

階級(詳細版)

上界: 真核生物, 界: 緑色植物亜界, 門: ストレプト植物, 亜門: Streptophytina, 目: キク目, 科: キク科, 亜科: 野菊, 族: Anthemideae, 属: ヨモギ属


生息場所1

道路、田んぼ、工場、川・池、建て物の周辺


栄養(STFC)

日本食品標準成分表2015に基づいた栄養データです。

よもぎ-葉-ゆで-

100 g中:

カロリー: 42 kcal

栄養 含有率 重量(g)
タンパク質 4
脂質 0
炭水化物 8
ミネラル 1

生理活性化合物 2

化合物名 機能
( - ) - Maackia フィトアレキシン・インデューサー(窒素固定細菌)。抗真菌

各種文献情報

効能

  • マラリア、月経痛、関節リウマチなどに対して、民間薬として利用されている。3 m
  • 鎮痙、気管支拡張、肝保護の効能があるとされる。4 m
  • 降圧作用の効能があるとされる。4 m
  • 抗菌活性の効能があるとされる。4 m
  • 含まれているカルノソール、ウルソール酸、およびオレアノール酸が、GABA-A受容体に関与して、マウスにおいて有意な抗けいれん、抗うつ、および抗不安作用を示した。4
  • ヨモギ属の植物は、免疫調整作用のあるファイトケミカルを含むとされている。5 m

利用

  • メタノール抽出物をニワトリのリンパ球細胞培養系(B細胞、T細胞)に作用させると、有意な細胞増殖が見られた。5

花粉

  • ヨモギが含まれるヨモギ属、およびブタクサ属は、キク科の植物の中でも最も花粉症を引き起こすグループとされている。3 m
  • ヨモギの花粉は、アブラナ科(カリフラワー、キャベツブロッコリー)、モモ、リンゴなどの植物において、交差反応が起こりアレルギー反応が誘導される。3 m

分布

  • ヨーロッパ、アジア、北アフリカ原産。3 m
  • 北米に帰化している。3 m
  • 都市部、郊外、農村部に生息する。3 m

部位

説明 画像
ヨモギ-部位-花-拡大
ヨモギ-部位-花
ヨモギ-部位-茎
ヨモギ-部位-葉-2
ヨモギ-部位-葉

料理

説明 画像
草餅 ヨモギ-料理-草餅

関係

説明 画像
ヨモギエボシタマバエ ヨモギ-関係-ヨモギエボシタマバエ
ヨモギクキコブタマバエ ヨモギ-関係-ヨモギクキコブタマバエ

観察にもとづいた捕食・被食・競合などの関係を示します。


葉-同じ科

説明 画像
アイノゲシ アイノゲシ-部位-葉
アイノコセンダングサ アイノコセンダングサ-部位-葉
アメリカオニアザミ アメリカオニアザミ-部位-葉
アメリカセンダングサ アメリカセンダングサ-部位-葉
アメリカタカサブロウ アメリカタカサブロウ-部位-葉
アレチノギク アレチノギク-部位-葉
イソギク イソギク-部位-葉
ウスベニチチコグサ ウスベニチチコグサ-部位-葉
ウラジロチチコグサ ウラジロチチコグサ-部位-葉
オオアレチノギク オオアレチノギク-部位-葉
オオオナモミ オオオナモミ-部位-葉
オオキンケイギク オオキンケイギク-部位-葉
オオジシバリ オオジシバリ-部位-葉
オオハルシャギク オオハルシャギク-部位-葉
オオブタクサ オオブタクサ-部位-葉
カラクサシュンギク カラクサシュンギク-部位-葉
カントウタンポポ カントウタンポポ-部位-葉
キク キク-部位-葉
キクイモ キクイモ-部位-葉
キバナコスモス キバナコスモス-部位-葉
コセンダングサ コセンダングサ-部位-葉
シュンギク シュンギク-部位-葉
シロタエギク シロタエギク-部位-葉
セイタカアワダチソウ セイタカアワダチソウ-部位-葉
セイヨウタンポポ セイヨウタンポポ-部位-葉
ツワブキ ツワブキ-部位-葉
トゲヂシャ トゲヂシャ-部位-葉
ノゲシ ノゲシ-部位-葉
ノボロギク ノボロギク-部位-葉
ハキダメギク ハキダメギク-部位-葉
ハハコグサ ハハコグサ-部位-葉
ハルシャギク ハルシャギク-部位-葉
ハルジオン ハルジオン-部位-葉
ヒマワリ ヒマワリ-部位-葉
ヒメジョオン ヒメジョオン-部位-葉
ヒメムカシヨモギ ヒメムカシヨモギ-部位-葉
フキ フキ-部位-葉
マメカミツレ マメカミツレ-部位-葉
マーガレットコスモス マーガレットコスモス-部位-葉
ミツバオオハンゴンソウ ミツバオオハンゴンソウ-部位-葉
ヨメナ ヨメナ-部位-葉
ヨモギ ヨモギ-部位-葉

花-同じ科

説明 画像
アイノゲシ アイノゲシ-部位-花
アイノコセンダングサ アイノコセンダングサ-部位-花
アキノノゲシ アキノノゲシ-部位-花
アメリカオニアザミ アメリカオニアザミ-部位-花
アメリカセンダングサ アメリカセンダングサ-部位-花
アメリカタカサブロウ アメリカタカサブロウ-部位-花
アレチノギク アレチノギク-部位-花
イソギク イソギク-部位-花
ウラジロチチコグサ ウラジロチチコグサ-部位-花
オオオナモミ オオオナモミ-部位-花
オオキンケイギク オオキンケイギク-部位-花
オオジシバリ オオジシバリ-部位-花
オオハルシャギク オオハルシャギク-部位-花
カミツレモドキ カミツレモドキ-部位-花
カラクサシュンギク カラクサシュンギク-部位-花
カントウタンポポ カントウタンポポ-部位-花
キク キク-部位-花
キクイモ キクイモ-部位-花
キバナコスモス キバナコスモス-部位-花
コセンダングサ コセンダングサ-部位-花
シロタエギク シロタエギク-部位-花
セイタカアワダチソウ セイタカアワダチソウ-部位-花
セイヨウタンポポ セイヨウタンポポ-部位-花
ツワブキ ツワブキ-部位-花
ノゲシ ノゲシ-部位-花
ノボロギク ノボロギク-部位-花
ハキダメギク ハキダメギク-部位-花
ハナグルマ ハナグルマ-部位-花
ハハコグサ ハハコグサ-部位-花
ハルシャギク ハルシャギク-部位-花
ハルジオン ハルジオン-部位-花
ヒマワリ ヒマワリ-部位-花
ヒメジョオン ヒメジョオン-部位-花
ヒメムカシヨモギ ヒメムカシヨモギ-部位-花
フキ フキ-部位-花
ブタナ ブタナ-部位-花
マメカミツレ マメカミツレ-部位-花
マーガレットコスモス マーガレットコスモス-部位-花
ミツバオオハンゴンソウ ミツバオオハンゴンソウ-部位-花
モクシュンギク モクシュンギク-部位-花
ヨメナ ヨメナ-部位-花
ヨモギ ヨモギ-部位-花


  1. (国土交通省が発表している「土地利用細分メッシュデータ」に基づいた生息場所です。 平成26年度版の情報に基づきます。 その土地利用区分内に発生することを保証するものではありません。 また、食料品・園芸・工芸品・加工品としての観察も含まれているため、自然下における観察状況とは異なる場合があります。) ↩︎

  2. knapsack doi: 10.1093/pcp/pcr165 ↩︎

  3. Environ Sci Pollut Res Int.,2019,26,6290-6300,doi:10.1007/s11356-019-04146-w ↩︎

  4. Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine,2016,2016,None,doi:10.1155/2016/1215393 ↩︎

  5. Veterinary World,2018,11,80-87,doi:10.14202/vetworld.2018.80-87 ↩︎


最終更新: 2020-04-10